現在日本には、皆さんに馴染みの深い金融機関である「地方銀行」だけでも、約百の銀行があります。 では、そのような銀行とは一体どのような組織なのでしょうか?
みなさんもよくご存知の通り、銀行などの金融機関には3大業務として「預金」「融資」「為替」の3つがあります。
1.預金業務
銀行は、個人や法人から預かったお金を管理し、利息をつけて預金者に返します。預金業務には、普通預金、定期預金、外貨預金などがあります。
2.融資業務:
銀行は、預金者から預かったお金を活用して、借り手に貸し出します。貸出業務には事業性融資や、主に個人向けの住宅ローン、自動車ローン、カードローン、フリーローン、教育ローン、リフォームローンなどなどがあります。貸出しの際には、利息が発生するため、銀行はこの利息収入を重要な収益源としています。
3.為替業務:
為替とは、実際に現金を持っていくのが手間、危険、非効率的などの理由から、遠隔地間で行われる債権・債務などの決済を、実際の現金の移動を行わずに決済する方法のことである、小切手や手形などでの取引もこれに当てはまります。
銀行では上記の3つに加えて、付随業務として「投資信託の販売」「保険の販売」などを行っているところもありますが、一番のメイン業務となるのは上の「預金」「融資」「為替」の三大業務になります。